ぱんの話をするとしよう2023

これは卓ゲ箪笥 Advent Calendar 2023 - Adventar11日目の記事です。

10日目は雷羅さんの Gypsophila: 2023年のPCたちを振り返るでした。

こんにちは!あすとらです。毎日ぱん おいしいをしている今年も愛するパンのはなしをするぜ!です。

 

今年のぱん事情

原材料がすべて値上げに次ぐ値上げでした。どのお店も大変な思いをされていた印象です。おいしいパンが食べられるなら値上げも受け入れますが、それはそれとしてお財布にダメージが大きいですね。毎日のことなので…

あっでも新麦は出来が良いとされているのでクオリティとしてはまったく心配いりません!今日もおいしいです!

好きぱん紹介

私の好きなパンはハードパンが多めです。甘いパンもしょっぱいパンも大好きですけどね。あとクロワッサンが大好きなので行ったお店でほぼ確実に最初はクロワッサンを買います。あと食パンは重くない方が好みです。高級食パンはおいしいですがあれは菓子パンだと思っています。

 

まずはハードパンで好きなこちら。

www.point-et-ligne.com

去年お店紹介したPOINT ET LIGNEさんのスペシャリテ、十勝です。名前の通り北海道小麦を100%使用した贅沢なバゲットです。こちらは焼かないままで食べるのがおすすめです。皮のパリパリ感より中のしっとりもっちりを味わうパンだと思っています。

結構甘みが強いのでそのままで十分美味しいですが、しょっぱい系の物を乗せると幸せになれます。

 

次はこちら。横浜の個人パン屋さんのカンパーニュです。

panaderia-siesta.com

実はここのパンは横浜高島屋にあるベーカリースクエアという横浜中のパン屋さんが集まる場所で購入しました。横浜で栽培した小麦を使ってるなんて面白いことされてるなんて購入不可避です!

このカンパーニュは低温で長時間発酵されているため中がしっとりのもっっちもっっちで小麦のパンなのに米粉パンのような食感と甘みが広がります。外側の皮はパリパリしつつも刺さるような鋭さがなく優しいです。

そのまま主食としておかずに添えるのがとってもおいしいです。

 

次は栃木茨木中心のお店のカンパーニュとフィナンシェです。

こちらはハードからお惣菜系、甘い系や焼き菓子まで幅広く取り扱っているお店です。東京にもソラマチにあるので覗いてみてください。

pennylane.company

こちらのカンパーニュはわりとふわふわ系で万人受けするパンだと思います。歯切れが良くて外側の堅さもほどほど、ハードパンを普段食べない人でもおいしく召し上がれるんじゃないでしょうか。

プレーンでどんなおかずとも相性がよさそうなのでサンドイッチにしやすそうです。

そしてパンではないですがすごくおいしかったのがフィナンシェ。こちらのお店ではビートルという名前で販売されています。しっとりずっしりの食べ応えとバターとアーモンドの贅沢な香りと味が広がります。形もユニークで丸っこい三角形をしています。

余談ですがここの名物はリンゴのデニッシュ、その名もリンゴスターだそうです。

 

都心のチョットオタカイパン屋さんからはクロワッサンを。

burdigala.co.jp

ここは自身が「日常生活を少しだけ上質に」と謳っているようにすべての質が良く、そして高級です。日常遣いにはできませんが旅行で東京駅を使うときのほぼ朝ごはんはここのクロワッサンです。さくさくの層を過ぎればもっちりした生地たちが詰まっています。

食べた瞬間バターの甘じょっぱさが滴りますが食感は軽く、するっと食べられてしまいます。主役はバターです!バターを食べて!と主張されているかのような香りと味ですが油の重さを感じないので何個も食べられるかのような錯覚をするので本当に危険です。カロリーが焼いたらゼロになればいいとずっと思い続けています。

 

次は最近はまっているパン屋さんです。こちらからはクロワッサンとクッキーをご紹介。

thecitybakery.jp

こちらのプレッツェルクロワッサンはと先ほど紹介したクロワッサンとはまた違う特色で、ザクザク感が前面に出ています。プレッツェルと冠するところからわかりますようにクロワッサンなのにプレッツェルのような形と味を表現。生地も少し堅めでしっかりしており普段のクロワッサンのくちどけを予想しているとおどろきます。一番の特徴はしょっぱさです。バターの甘じょっぱさではなく塩を振ってしっかり塩味をつけているのとゴマも振ってあるのでおつまみのひとつになるんじゃないかって思います。お店では具材をサンドしたクロワッサンバーガーもあります。サンドイッチなのに軽食じゃなくて普通のご飯の満足感を得られる食べ応えのがっつりバーガーでお夕飯にもなりそうです。

ここでどうしてもご紹介したい逸品がピーナッツバタークッキーです。アメリカの郷土菓子と言っても過言ではないこのクッキーはピーナッツバターをたっぷり使っていてもサクサク軽くピーナッツチャンクがゴロゴロ入ってて香ばしいんです。牛乳と一緒にいただくとアメリカの子供気分を味わえます。時間によってすごい大きいサイズもあるので見てるだけで楽しいです。

 

最後はオシャレベーカリーのかわいいスペシャリテです。

ultrakitchen.jp

ここは三軒茶屋にお店を構えておりおしゃれな街のオシャレなベーカリーにふさわしい見た目もかわいく味も上質なパンやお菓子を揃えています。ただしカロリーなんて考えないものとします。

というのもこちらのお店のスペシャリテ風船パンはクロワッサンに負けず劣らずのバター使用量でものすごくリッチなのです。ふわっふわで優しく持たないとつぶれてしまいそうな姿はまさに風船。中は風船と違い空洞ではなくしっかり生地が主張します。こちらは有塩バターを使いミルク感や甘さの中にほんのり塩気を感じてより味わい深いです。やわらかいのにもっちりしていて噛むとじゅわっとジューシー。そのままでも軽くリベイクしてもおいしい幸せのパンです。

 

駆け足でご紹介してきましたが気になったパンはありましたでしょうか?関東近郊のお店ばかりですがパンフェスや物産展で出ることもあるのでみなさんお気に入りのパンを是非見つけてみてください。ぱんはしあわせのかたちです。

ぱんの話をするとしよう

これは箪笥アドベントカレンダー20日目の記事です。

  

こんにちは!あすとらと申します。周りの皆さんはTRPGボドゲの話をされている中空気を読まずにパンの話を書こうと思い立ちました。箸休め程度にどうぞ。

 

 パンの定義

 wikipediaでは

パンポルトガル語: pão、中国語: 麵包)とは、典型的には小麦粉やライ麦粉といった穀物粉に水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵により膨張させた後、焼く事でできあがる膨化食品。 世界の広い地域で主食となっているが、甘みをつけたおやつ用のパン(菓子パン)もある。 

 とあります。パンという言葉はポルトガル語由来なんですね。発酵させて作るのがパンというなら意外と定義が狭いです。最近はやりの捏ねない発酵させないパンは定義から外れちゃうんですか。しかし当記事では全部パンとしますね。

私の出会ったパン

たくさんありますがその中で最も食べているであろう3種をご紹介します。

食パン 

 おそらく一番食べている種類のパンです。「お前は今までに食べたパンの枚数を覚えているか」と有名なセリフもあるほど多くの人に日常的に食べられているのではないでしょうか。そのままでよし、焼いてよし、挟んでよしの万能選手です。
原材料は小麦だけではなくライ麦や全粒粉などバリエーション豊かなのも楽しいです。実はお店によって特色が豊かで食べ比べるとふわふわ感、もっちり感、小麦の香りや甘みのバランスなどずいぶん違います。その違いが楽しくて出かけた先でパン屋さんを見つけるとつい食パンを買ってしまうんですよね…

食パンでおすすめなのは近所のパン屋さんに買いに行くことです。個人商店のパン屋さんがあればほぼ確実に食パンは売られています。それとスーパーで売られているものを買えば食べ比べがすぐできますし、自分好みの食パン探しも手軽にできます。最近はスーパーやコンビニの食パンも侮りがたいクオリティですし自分好みを探すのは楽しいですよ。食べ方もいろいろありますし!

 私がこれだ!って思った食パンはこちら

item.rakuten.co.jp

急にお取り寄せのものになるんですが、ここのパンドミはさくふわでトーストすると小麦のいい香りがしてちょっとした感動ものでしたのでご紹介しました。他の3種もそれぞれ個性があっておいしかったのでおすすめです。

www.andersen.co.jp

地域限定ですがここの食パンも素晴らしいです。チェーンのパン屋さんアンデルセンの新ブランドなのですがホームページにもあるように材料も作り方からこだわっていて小麦違いの食パンが複数店頭に並べられていました。一店舗でいろいろ食べてみたい方におすすめです。

フランスパン

これも有名なパンの種類のひとつですね。フランスで好まれるパンの総称なので分類すると結構種類があります。

www.panpedia.jp

外側のバリバリと中のふわふわのコントラストが楽しいです。外側派と中身派がいそうです。私は両方好きですが外側が口の中を刺してくるのだけが難点です。でも先日本場フランスの人も外側に口の中を刺されると聞いてそういうものだと納得しました。
カナッペにサンドイッチにフランスパンを使うだけでおしゃれな一品に早変わりするのも見逃せないポイントです。そういえばフレンチトーストってもともとは固くなってそのままで食べられなくなったフランスパンを何とか食べようとして生まれたものなんですって。

フランスパンってスーパーに売ってるものだと万人受けのためか皮まで柔らかいものが多いので皮がしっかりパリパリしてるものを選びたい時はぜひパン屋さんで探して欲しいです。最近はハードパンを取り扱うお店もだいぶメジャーになっているので見つけやすいと思います。上記のページなど参考にして好きなタイプのフランスパンを見つけるのも楽しいです。

www.point-et-ligne.com

東京駅にあるパン屋さんです。店構えがすごいおしゃれなんですけどちゃんとクオリティもしっかり高いので安心です。

ここはハードパン中心に楽しめます。プレーンなフランスパンからあんフランス、くるみ入りなど硬めのパンがお好きな方におすすめしたいお店です。噛めば噛むほど旨みを感じられるしっかりした生地だけでなくバリエーション豊かな具材も魅力的でお土産にも自分用にも買いたくなります。中にレストランがありパンの食べ放題ができるので、ご飯の時に食べておいしかったパンを買って帰るなんてこともできますよ。

クロワッサン

フランスのパンつながりでクロワッサンです。フランス語で三日月って意味らしいです。かっこいいですね。余談ですが私のパン好きのきっかけはさくさくクロワッサンを焼きたてで食べたときなんておいしいんだろう!と感動したところからスタートしています。
クロワッサンと言えば芳醇なバターの香りとさっくさくの生地です!パイのようにバターと生地を丁寧に丁寧に挟んで畳んで伸ばしての繰り返しから生まれる歯ざわりと中のふわもち感は贅沢の極みを感じます。私はバリバリしたほうが好きですが、全部がふわふわのクロワッサンもあったりします。

boulange.baycrews.co.jp

私が生涯現時点で一番おいしいと思っているクロワッサンを扱っているパン屋さんです。以前はゴントランシェリエという名前のお店でした。サクバリの香ばしい外側にしっとりとしたバターの濃い風味を味わえる内側。焼きたてはコントラストを楽しめますし少し時間が経つと外側がなじんできてじゅわっとジューシーさを楽しむことができます。温めなおせばもちろん豊かな香りに幸せになれますよ。

 

 

菓子パンやお総菜パンなどまだまだいろんなパンがありますが、長くなりすぎますし今回はこのあたりでおしまいにします。東京近郊であれば個人的なおすすめもできますので気になる方は聞いてみてください。

ここまで私の溢れるパン愛をお伝えしてきましたが、少しでも読んでくださった方のパン選びの一助になれば幸いです。